和歌山市を拠点に、岩出市・紀の川市・海南市・阪南市・泉南・有田方面で、ふすま張替え・ふすま新調、畳・障子・網戸工事を行っている一級技能士の小笠原です。(^^)♪
今回は、和歌山市小倉のお宅でふすまの張替えをさせていただきました。
施工したのは、押入れ6枚・天袋6枚・両面4枚。
建物は築40〜50年近く経っており、ふすまも長い年月使われてきたものでした。
施工前は大きく破れている部分や汚れ、くすみなどがあり、和室全体にも年月を感じる状態でした。

今回は、そんな古いふすまを張替え、昔ながらの和室の良さを残しながら、明るくきれいに仕上げました。
和歌山市小倉|押入れ・天袋・両面のふすまをまとめて張替え
今回の施工内容は、
押入れ 6枚
天袋 6枚
両面張り 4枚
です。
ふすまは一枚だけを見ると「少し汚れてきたかな」という程度でも、和室の中ではかなり大きな面積を占めています。
そのため、何枚も並んだふすまに破れや変色があると、部屋全体が暗く、古く感じやすくなります。
今回の施工前写真でも、特に下の方を中心に大きく破れた部分や、長年の使用による汚れ・変色が確認できます。
一方で、柱や天井、彫刻の入った欄間などは昔ながらの立派な和室の雰囲気が残っています。
全部を新しく作り変えるのではなく、使えるものはそのまま活かし、傷んでいるふすまをきれいにする。
今回のようなお宅には、そうした張替えがよく合います。
施工前|築40〜50年近く使われた古いふすま

年数が経ったふすまは、紙だけが古くなっているとは限りません。
破れや汚れのほかにも、長年の使用によって一枚一枚状態が違うことがあります。
だからこそ、古いふすまの張替えでは、「新しい紙を貼れば終わり」ではなく、今の状態を確認しながら仕上げることが大切です。
今回のふすまもかなり年数が経っていましたが、まだ活かせるものは活かして張替えました。
古いからすぐ新調ということではなく、張替えでいけるのか、新調した方がよいのかを状態に合わせて判断することが重要です。
使用した襖紙|角兵衛No.606とのぞみNo.178
今回使用した襖紙は、
角兵衛 No.606
のぞみ No.178
の2種類です。
角兵衛No.606は、下部にやわらかな柄が入った襖紙。

昔ながらの木部や彫刻欄間が残る今回の和室にも自然になじみ、古い和室らしさを残しながら明るい印象になりました。
角兵衛第21集について詳しく知りたい方は、日本の内装材料辞典の「角兵衛 第21集」登録見本帳も参考になります。
もう一つ使用したのが、のぞみNo.178です。
こちらはすっきりとした明るい仕上がりで、ふすまの面積が大きい場所では、張替え後の明るさをより感じやすくなります。
のぞみシリーズについては、東京松屋「のぞみ第5集」公式見本帖でも確認できます。
同じ家のふすまでも、場所や部屋の雰囲気に合わせて襖紙を選ぶことで、昔ながらの和室を活かした仕上がりにできます。
古いふすまほど、完成した時の変化が大きい
今回のように築40〜50年近く経った和室では、新しいふすま紙の白さだけを目立たせるのではなく、既存の柱・欄間・畳・建具とのバランスも大切です。
施工前は、どうしても破れや汚れの方へ目がいってしまいます。
ところが張替え後は、ふすまがきれいになることで、今まで残っていた木部や欄間の良さまで目に入りやすくなりました。
これは、古い和室のふすま張替えでよく感じるところです。
古い=全部壊して新しくする、ではありません。
昔からある和室の雰囲気を残しながら、今気になる部分を整える。
ふすま張替えには、そんな良さもあります。
小笠原畳ふすま店のふすま張替え
ふすま張替えは、完成した表面だけを見ると簡単そうに見えるかもしれません。
しかし、実際には古いふすまの状態を確認しながら、一枚ずつ仕上げていきます。
小笠原畳ふすま店では、古いふすま紙をめくり、下張りから本張りへと仕上げる方法で施工しています。
特に今回のように長い年月使われてきたふすまは、一枚ずつ状態を見ながら丁寧に仕上げることが大切です。
製作・張替え工程は動画でもご覧いただけます
今回のふすまは、製作・張替えしている工程も動画で撮影しています。
完成写真だけを見ると、どうしても「きれいになった」という結果だけになってしまいます。
動画では、普段お客様からは見えにくいふすま張替えの工程と、施工前から完成後までの変化をご覧いただけます。
写真だけでは分かりにくい作業の様子も、動画で見ると「こうやってふすまを張替えているんや」と分かりやすいと思います。
施工後|昔ながらの和室を残しながら明るく

施工後は、破れや汚れが目立っていたふすまがきれいに整いました。
柱や天井、彫刻欄間などは施工前と同じです。
それでも、ふすまの面がきれいになるだけで、和室全体がかなり明るく見えるようになりました。
特に今回のように押入れや天袋を含めてまとまった枚数を張替える場合は、一枚だけ張替える場合以上に、部屋全体のBefore・Afterが分かりやすくなります。

新品の家のように変えるのではなく、昔ながらの和室の雰囲気を残したまま、きれいに整える。
今回もそんな仕上がりになりました。
今回の施工まとめ
地域: 和歌山市小倉
現場: 住宅
施工内容: ふすま張替え
押入れ: 6枚
天袋: 6枚
両面張り: 4枚
使用襖紙: 角兵衛 No.606/のぞみ No.178
建物: 築40〜50年近く
施工前: 破れ・汚れ・くすみなど経年による傷みあり
施工後: 既存の木部や欄間を残しながら、明るくきれいな和室へ
動画: 製作・張替え工程、Before・Afterあり
よくあるご質問
築40年以上経った古いふすまでも張替えできますか?
状態によります。
枠や本体を確認し、まだ使用できる状態であれば、古いふすまでも張替えできる場合があります。
傷みが大きい場合には、張替えではなく新調をご提案することもあります。
押入れや天袋だけでも張替えできますか?
はい。必要な場所だけの張替えもご相談いただけます。
枚数や現在のふすまの状態を確認してご案内します。
柄入りと無地、どちらを選べばいいですか?
和室の柱や畳、欄間、壁の色などによって印象が変わります。
昔ながらの和室を活かしたい場合も、すっきり明るく見せたい場合も、部屋に合った襖紙をご提案できます。
ふすま張替えと新調はどう判断しますか?
今あるふすまが使用できる状態であれば、張替えで対応できる場合があります。
本体や枠の傷みが大きい場合は新調が向いていることもあるため、実際の状態を見て判断します。
和歌山市周辺のふすま張替え施工事例
今回と同じ「角兵衛」シリーズを使った施工として、和歌山市六十谷のふすま・障子張替え施工事例も掲載しています。
また、のぞみNo.178を使用した岩出市中島の施工事例もありますので、襖紙選びの参考にしてください。
ふすま張替えの料金については、小笠原畳ふすま店の料金ページでもご案内しています。
和歌山市小倉でふすま張替えをご検討の方へ
「かなり古いふすまやけど、まだ張替えできる?」
「破れているところだけでもきれいにしたい」
「和室が暗く見えるので明るくしたい」
そんな段階でもお気軽にご相談ください。
写真を送っていただければ、公式LINEから気軽にご相談いただけます。
詳しい施工内容やお見積りをご希望の場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
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