和歌山市和歌浦の戸建てにて、畳の新調(ヘリなし半畳16枚/市松敷き)を施工しました。
今回の主役は、ダイケン清流カラー:乳白色×灰桜色。落ち着きつつ、ちゃんとオシャレに決まる組み合わせです。
……が、今回はいつもの「はい、綺麗になりました〜!」で終わらん。
掘りごたつがある。つまり、ここが現場の難所(ボス)です。
現場情報
- 地名:和歌山市 和歌浦
- 現場タイプ:戸建て
- 施工内容:畳新調(ヘリなし半畳16枚/市松敷き)+襖張替え+床の間うすべり張替え
- お客さまの目的:和室をスッキリ綺麗にして、気持ちよく使いたい
ヘリなし半畳16枚|市松敷きで一気に今っぽい和室へ
今回の畳は、ヘリなし半畳16枚。
色を2色使っているので、市松敷きがしっかり映えます。1色だけだと目の向きが揃って市松に見えにくいですが、2色を交互に入れると空間が締まります。
- 畳:ダイケン清流カラー(乳白色/灰桜色)
- 敷き方:市松敷き(交互配置)
- 枚数:ヘリなし半畳16枚
そしてヘリなしは、見た目が綺麗な分、納まりがシビア。
ここで手を抜くと、目地が暴れて一気に安っぽくなる。だから最初の採寸と割付が命です。
難所|掘りごたつがある時点で、採寸が別競技
今回一番難しかった点は、ズバリこれ。
難所:掘りごたつ中心で採寸・割付を組むのが一番シビアでした。
掘りごたつがあると、普通の畳替えと違って
「部屋全体の形に合わせて終わり」になりません。
- 掘りごたつ枠に対して畳がピタッと合う寸法
- 周囲の畳との目違い(段差)が出ないように調整
- 見切りラインが歪むと、仕上がりの印象が一気に落ちる
つまり、掘りごたつがあるだけで
採寸→割付→納まりが一段階むずくなる。
ここを外すと全部やり直し級なので、慎重に寸法を追い込みました。
襖張替え(糸入り)|柄合わせは地味に効く
襖は張替えも実施。今回は糸入りふすまで、表情がしっかり出るタイプ。
- 襖紙:のぞみ No.164(糸入り)
- 施工:張替え/軸廻しも柄を入れて調整
軸廻しまでちゃんと柄を入れると、完成後の「きちんと感」が段違いです。
こういう所って、完成写真では派手に見えないけど、住んでる人は毎日見るから効いてくるんよなぁ…ってやつです。
:床の間のうすべり張替え|手縫いで仕上げ
床の間は、うすべり張替え。
- 仕様:金七宝 中紋
- 表:国産 龍鬢表
- サイズ:幅3尺 × 長さ6尺(大判)
- 施工:手縫いで対応
大きい上に、床の間は“逃げ”が効きません。
仕上がりの角・ラインがそのまま見えるので、ここも丁寧に手を入れました。
:施工まとめ
- 和歌山市和歌浦の戸建てで畳新調を実施
- ヘリなし半畳16枚を、乳白色×灰桜色で市松敷き
- 掘りごたつ中心の採寸・割付で、納まりと目地を最優先
- 襖はのぞみNo.164(糸入り)で張替え、軸廻しも柄入れ
- 床の間は金七宝 中紋/国産 龍鬢表を大判サイズで手縫い対応
FAQ
Q1. 掘りごたつがある和室でも、ヘリなし畳はできますか?
できます。ですが、掘りごたつがある場合は中心基準の採寸と割付が重要で、納まりがシビアになります。現地で状態を見て最適な方法を提案します。
Q2. 市松敷きは、後から色替えや枚数変更できますか?
可能です。ただし市松は配色と配置で印象が決まるので、将来の変更も見越して最初に割付しておくと安心です。ご希望イメージを聞いて最適案を作ります。
CTA
「掘りごたつがある」「ヘリなしで市松にしたい」「床の間も一緒に綺麗にしたい」など、条件が多いほど段取りが勝負になります。気になる方は、写真だけでもOKなのでこちらから相談してください。
小笠原畳ふすま店のお問い合わせ:https://tatami-ogasawara.com/contact/

