和歌山市を拠点に、岩出市・紀の川市・海南市・阪南市・泉南・有田方面で、畳の新調・表替え、ふすま・障子・網戸工事を行っている一級技能士の小笠原です。(^^)♪
今回は、和歌山市津秦の戸建て住宅で、半畳へりなし畳の新調をさせていただきました。
施工内容は、四畳半のお部屋に半畳9枚。
使用した畳表は、人気のダイケン和紙表、ダイケン健やかおもて 清流 No.21 小麦色です。
小麦色は、明るすぎず、暗すぎず、木の建具やフローリングにもなじみやすい落ち着いた色です。
和室らしさを残しながら、今っぽい雰囲気にもできるので、へりなし畳の中でもかなり使いやすい色だと思います。
今回も1色だけで施工していますが、半畳を縦横交互に敷く市松敷きにすることで、光の当たり方が変わり、まるで色を交互に変えたように見えます。
「これ、2色使ってるんですか?」
と聞かれそうですが、実は同じ小麦色です。
畳の目の向きが変わるだけで、ここまで表情が変わります。
へりなし畳、ほんまに面白いです。
ダイケン清流 小麦色は落ち着いた和モダンに合います
今回使用したダイケン清流は、DAIKENの機械すき和紙を使った畳表です。DAIKEN公式ショップでは、清流シリーズを細目に織り込んだデザインとして紹介しており、清流21 小麦色も掲載されています。
ダイケン和紙表の良さは、色が選べることだけではありません。
DAIKEN公式では、健やかおもてについて、い草の畳おもてと比べて変色しにくく、カビの発生やダニの増殖がしにくいこと、さらに撥水性があり汚れが染み込みにくいことが紹介されています。
い草の香りや自然な風合いももちろん良いです。
ただ、日焼けや色変わりを抑えたい方、カビやダニが気になる方、小さいお子様がいるご家庭、和モダンな色合いにしたい方には、ダイケン和紙表はかなり選びやすい素材です。
また、DAIKENお客様サポートでも、機械すき和紙の健やかおもてを使って縁なし畳を作ることは可能で、縁なし畳には清流などの織り目間隔の狭いものが適していると案内されています。
つまり、清流はへりなし畳との相性が良いシリーズです。
1色でも市松敷きに見える理由
へりなし畳の半畳市松敷きは、2色を使わないとできないと思われがちです。
でも実際は、同じ色でも畳の目の向きを縦横に変えることで、市松模様のように見せることができます。
今回の小麦色もそうです。
同じ色なのに、手前と奥で色が違って見えます。
これは色を変えているのではなく、畳表の目の方向と光の反射による見え方の違いです。
落ち着いた雰囲気にしたい方は、1色市松がおすすめです。
派手になりすぎず、でも普通の一畳物よりもおしゃれに見えます。
一方で、もっとはっきり市松を見せたい場合は、2色使いもできます。
たとえば、灰桜色と白茶色。
銀鼠色と灰桜色。
小麦色と乳白色。
同じシリーズ・同じグレード内であれば、当店では基本的に色を変えても価格は変えずに対応しています。
ここは地味にお得です。
色選びで迷う時間は増えますが、それも楽しいところです。
今回の難所は58mm仕上げの厚みでした
今回の現場で特に気をつけたのは、畳の仕上がり厚みです。
今回は58mm仕上げでした。
既存の畳を確認すると、以前は50mmの畳床を使い、かなりかさ上げをして合わせている状態でした。
そのため、入口部分が少し変に坂のようになっていました。
畳は上から見たらきれいでも、歩いた時に違和感があると気になります。
特に入口部分は、部屋に入る時に必ず足が乗る場所です。
そこがふわっとしたり、坂のようになったり、ぷかぷかしたりすると、毎日の使い心地に影響します。
そこで今回は、できるだけ無理なかさ上げを減らすために、55mmの畳床を使用しました。
もちろん現場によって、かさ上げが必要な場合もあります。
しかし、必要以上に薄い畳床を使って大きくかさ上げすると、踏み心地が悪くなったり、入口部分に違和感が出たりすることがあります。
小笠原畳ふすま店では、見た目だけでなく、敷居の高さ、床下地、入口の納まり、踏み心地まで考えて畳床を選びます。
ここは写真だけでは伝わりにくい部分です。
でも、住む人には一番伝わるところです。
圧着式ではなく逢着式で作る理由
当店のへりなし畳は、基本的に逢着式で製作しています。
逢着式とは、畳表を畳床にきちんと縫い付けて仕上げる方法です。
へりなし畳には、接着を中心に作る圧着式のような方法もあります。
圧着式が全部悪いという話ではありません。
ただ、当店では将来のことまで考えて、逢着式にこだわっています。
なぜなら、逢着式なら畳床の状態が良ければ、将来的に表替えできる可能性があるからです。
へりなし畳は新調して終わりではありません。
何年か使って、汚れたり、傷んだり、表面が気になってきた時に、畳床まで毎回全部交換するのはもったいない場合があります。
畳床がまだ使えるなら、表替えできた方が経済的です。
だから当店では、見た目だけではなく、次の張替えまで考えたへりなし畳を作るようにしています。
安く見える作り方よりも、長い目で見てお客様のためになる作り方。
ここは大事にしています。
小笠原畳ふすま店の豊富でお得な10のサービス
小笠原畳ふすま店では、畳を納めるだけでなく、安心してご相談いただけるように、次のようなサービスを大切にしています。
- 家具移動無料
- 朝引き上げ・夕方納品もご相談可能
- 仕上げの拭き掃除無料
- 見積無料
- ふすま・障子・網戸もまとめて相談OK
- すき間・凸凹・段差調整もできる範囲で対応
- 1枚だけでもOK
- 他店で替えた畳でも相談OK
- 日曜・祝日もご相談ください
- へりなし畳・カラー畳なども対応
畳替えは、頻繁にするものではありません。
だからこそ、分からないことが多いと思います。
「家具は動かしてくれるん?」
「1枚だけでも頼めるん?」
「ふすまも一緒にできるん?」
「前に他店で替えた畳でも見てくれるん?」
「日曜しか時間がないけど大丈夫?」
こういう細かい不安も、できるだけ相談していただきやすいようにしています。
もちろん、現場状況や家具の内容によって対応できる範囲はあります。
でも、できる限りお客様に負担が少ないように考えます。
施工前と施工後でお部屋が明るく整いました
施工前は、既存の畳をめくると床板が見えている状態でした。
和室は、畳を敷く前と後で本当に印象が変わります。
畳がない状態では、どうしても工事中のように見えます。
でも、新しい半畳へりなし畳を敷くと、一気に部屋が整います。
今回の小麦色は、木の建具や壁の色とも相性が良く、やわらかく落ち着いた印象になりました。
また、四畳半に半畳9枚の市松敷きにすることで、部屋にリズムが出ます。
同じ小麦色でも、縦横の向きで濃淡が出るので、単調になりません。
派手ではないけど、ちゃんとおしゃれ。
これが小麦色の良いところだと思います。
和歌山市津秦でへりなし畳をご検討の方へ
へりなし畳は、見た目がすっきりして人気があります。
ただし、へりなし畳は普通の畳よりもごまかしがききません。
寸法。
割付。
目地。
角の納まり。
畳床の厚み。
敷居との高さ。
施工方法。
このあたりが仕上がりに出ます。
今回のように、仕上がり厚みが58mm必要な現場では、畳床の選び方も大事です。
ただ50mmの畳床を使って、あとから大きくかさ上げすればいい、というものではありません。
入口の納まりや踏み心地まで考える必要があります。
小笠原畳ふすま店では、一級技能士として、見た目だけでなく、使い心地、将来の表替え、現場の納まりまで考えてご提案しています。
和歌山市津秦をはじめ、岩出市・紀の川市・海南市・阪南市・泉南・有田方面で、ダイケン清流 小麦色、へりなし畳、半畳市松敷き、畳の新調をご検討の方は、小笠原畳ふすま店までお気軽にご相談ください。
小笠原畳ふすま店のお問い合わせフォーム
https://tatami-ogasawara.com/contact/
施工まとめ
- 地域:和歌山市津秦
- 現場タイプ:戸建て住宅
- 施工内容:へりなし畳新調
- 枚数・畳数:四畳半/半畳9枚
- 材料:ダイケン健やかおもて 清流 No.21 小麦色
- 敷き方:同色の縦横市松敷き
- 仕上がり厚み:58mm
- 畳床:55mm畳床を使用
- 施工前の状態:以前は50mm畳床にかさ上げが多く、入口に坂のような違和感あり
- 施工方法:圧着式ではなく逢着式
- 職人目線:見た目だけでなく、踏み心地・入口の納まり・将来の表替えまで考えて製作
よくある質問
Q. 小麦色1色でも市松模様に見えますか?
はい。半畳を縦横交互に敷くことで、同じ小麦色でも光の反射が変わり、市松模様のように見えます。落ち着いた雰囲気にしたい方には、1色市松もおすすめです。
Q. 2色使うと金額は上がりますか?
同じシリーズ・同じグレード内であれば、当店では基本的に色を変えても価格は変えずに対応しています。小麦色と乳白色、灰桜色と白茶色などの組み合わせもご相談いただけます。
Q. ダイケン和紙畳はどんな特徴がありますか?
DAIKENの健やかおもては、機械すき和紙をこより状にして樹脂コーティングした畳表です。日焼けや色変わりを抑えたい方、カビやダニが気になる方、和モダンな色合いにしたい方に選ばれています。
Q. へりなし畳は表替えできますか?
作り方によります。当店では基本的に逢着式で製作しているため、畳床の状態が良ければ将来的に表替えできる可能性があります。現場や畳の状態によって判断しますので、ご相談ください。
⇩施工後
