岩出市水栖で高級襖紙朱雀の襖貼替え両面八枚施工事例

岩出市水栖で高級襖紙朱雀の襖貼替え両面八枚施工事例

和歌山市・海南市、岩出市、紀の川市、阪南市を拠点に畳ふすま工事を行っている畳・ふすま職人の小笠原です。(^^♪

今回は、和歌山県岩出市水栖で襖の貼替えをさせていただきました。
施工内容は、高級襖紙「朱雀」を使った襖貼り替えです。

しかも今回は、ただの貼替えではありません。
3部屋続きの和室の襖で、使った柄は朱雀No.172・朱雀No.163・朱雀No.179の3種類。
すべて2枚柄で、襖は全部で8枚。さらに両面貼りです。

はい。
これはなかなか神経使うやつです。

見た目はきれいに納まっていますが、作業する側からすると、柄の向き・表裏の組み合わせ・建付け調整まで、考えることが多い現場でした。

3部屋続きの和室に、朱雀を3種類使い分け

今回の現場は、3部屋続きの和室です。
それぞれの部屋で襖紙の柄を変えています。

使用した襖紙は、高級感のある山水柄が特徴の朱雀シリーズです。
落ち着いた山並みや霞のような柄が入っていて、和室にとてもよく合います。

今回使った襖紙は以下の3種類です。

  • 朱雀No.172 2枚柄 4面
  • 朱雀No.163 2枚柄 8面
  • 朱雀No.179 2枚柄 4面

山水柄の襖紙は、無地の襖紙と違って存在感があります。
そのため、部屋全体の雰囲気が一気に変わります。

特に今回のように、欄間や木部がしっかりした和室には相性が良いです。
黒い縁まわりとも合って、全体的に引き締まった印象になりました。

今回の難所は「2枚柄をつなげること」

今回いちばん難しかったのは、やっぱり柄合わせです。

2枚柄というのは、襖2枚を並べた時に柄がつながって見えるタイプの襖紙です。
つまり、1枚だけきれいに貼れてもダメなんです。
2枚並べた時に、山の位置や霞の流れが自然につながっていないと、見た目に違和感が出ます。

しかも今回は、3部屋それぞれで柄が違います。
さらに両面貼りなので、表と裏の組み合わせも考えなければいけません。

ここで気を抜くと、
「あれ?こっちの部屋から見たら柄が変やな」
「2枚柄のつなぎ目がズレて見えるな」
となってしまいます。

2枚柄ばかりに気を取られてもダメ。
でも、2枚柄のつながりを無視してもダメ。

これが今回の難しいところでした。

襖は貼るだけでは終わりません

襖の貼替えというと、紙を貼って終わりと思われることがあります。
でも実際は、貼る前と貼った後の作業も大事です。

古い襖の場合、紙をめくった時に下地の状態を確認します。
下地が弱っていれば、必要に応じて補修します。
そのまま貼ってしまうと、仕上がりに影響が出ることがあるからです。

そして、貼り終わった後は乾燥。
乾き方も大事です。
急ぎすぎると反りや浮きにつながることもあります。

さらに最後は、現場に納めてからの建付け調整です。
ここがまた大事。

襖は工場できれいに仕上げても、現場に入れてスムーズに動かなければ完成とは言えません。

建付け調整もきっちりしました

今回も、納品時に建付けが悪いところがありました。
襖が動きにくかったり、枠に当たったりする状態です。

そのため、現場で削り調整をして、滑りも良くなるように仕上げました。

ここも地味ですが大事です。
襖紙が高級でも、開け閉めが重かったら毎日ストレスになります。

見た目がきれい。
柄も合っている。
それに加えて、開け閉めもスムーズ。

ここまでできて、やっと「よし、完成」と言えます。

高級襖紙は、和室の雰囲気を一気に変えます

今回の朱雀のような高級襖紙は、やはり仕上がりの雰囲気が違います。

白っぽい余白の中に、山水の柄が下の方へ入ることで、派手すぎず上品に見えます。
和室全体が落ち着いて見えますし、昔ながらの木部や欄間ともよく合います。

もちろん、安い量産品の襖紙も悪いわけではありません。
貸家や費用重視の現場では、そちらが合う場合もあります。

ただ、自宅の和室をきれいに見せたい。
来客のある部屋を上品にしたい。
長く使う部屋だから、少し良いものを選びたい。

そういう場合は、今回のような高級襖紙もかなり良い選択肢になります。

襖紙の種類については、襖紙メーカーの株式会社太陽の情報も参考になります。
また、襖の構造や和室文化について知りたい方は、日本襖振興会の情報も見ておくと分かりやすいです。

今回も大成功。お客様にも喜んでいただきました

柄合わせ、両面貼り、建付け調整。
今回は考えることが多い現場でした。

でも、仕上がって並べてみると、かなり良い雰囲気になりました。
3部屋続きの和室に、それぞれ違う山水柄が入り、和室らしい落ち着きが出ました。

今回もお客様に喜んでいただけて、本当に良かったです。

襖は、ただ部屋を仕切るだけのものではありません。
和室の印象を大きく左右する大事な部分です。

「襖が古くなってきた」
「破れや汚れが気になる」
「せっかくなら少し良い襖紙にしたい」

そんな方は、襖紙選びからご相談ください。
和室の雰囲気やご予算に合わせて、無地・柄入り・高級襖紙までご提案できます。

岩出市水栖周辺で襖の貼替えをご検討中の方は、小笠原畳ふすま店までお気軽にご相談ください。


施工まとめ

  • 地域:和歌山県岩出市水栖
  • 現場タイプ:戸建て
  • 施工内容:襖貼替え・襖張替え
  • 枚数:襖8枚
  • 施工面:すべて両面貼り
  • 使用襖紙:高級襖紙 朱雀シリーズ
  • 品番:朱雀No.172、朱雀No.163、朱雀No.179
  • 柄:すべて2枚柄
  • 難所:3部屋続きの和室で、部屋ごとに柄を変えながら2枚柄のつながりを自然に見せること
  • 仕上げ:建付け調整、滑り調整まで対応
  • 仕上がり:山水柄が上品に入り、落ち着いた和室に仕上がりました

よくある質問

Q1. 2枚柄の襖紙は普通の襖紙より難しいですか?

はい、難しいです。
2枚並べた時に柄がつながって見えるように貼る必要があります。1枚ずつきれいに貼るだけでなく、並べた時の柄の流れまで確認するため、無地の襖紙よりも慎重な作業になります。

Q2. 高級襖紙はどんな部屋に向いていますか?

客間、仏間、床の間のある和室、来客のある部屋に向いています。
特に山水柄や上品な柄入りの襖紙は、木部や欄間のある昔ながらの和室と相性が良いです。

Q3. 襖の動きが悪い場合も直せますか?

状態によりますが、削り調整や滑り調整で改善できることがあります。
ただし、建物の歪みや襖本体の反りが大きい場合は、現場を確認して判断する必要があります。

Q4. 襖紙の柄は部屋ごとに変えても大丈夫ですか?

大丈夫です。
今回のように3部屋続きでも、部屋ごとに柄を変えることは可能です。ただし、取り合い部分や表裏の見え方を考える必要があるため、柄選びの段階で相談していただくのがおすすめです。

アクセス

紀伊駅から県道を東へ3分
住所:〒649-6317 和歌山市山口西348-3
駐車場:敷地内に2台駐車可能
営業時間:8:00~20:00
定休日:日曜日

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